勝負の時はすでに始まっている。そこに気づけるかどうかが大事。

ちょっとイイ記事を見つけたので言及したくなりました。

クラウドファンディングの話。

 

こちらの記事⇒

クラウドファンディングの裏側 | 地球一個分の暮らしをしよう

いまぼくが立ち上げようとしている「オフグリッドゲストハウス」の開業資金をクラウドファンディングで募った。
CAMPFIREやREADYFORなどの有名サイトを使用せずにこのサイト内での募集をかけた。

(略)

そして運命の最終日、15時。ついに目標を達成!

 

そもそも私は「クラウドファンディング」も「オフグリッド」もよく分かっていませんので、いろいろと突っ込んだ話を語れるわけではありません。ただ、このエントリーに目を通している時、数年前に別のブログで読んだエピソードをふと思い出したのです。

 

ある女性がセラピストとして独立する時の話です。

 

独立して最初に開いた講座の参加費が、たしか20万円だったかな、ずいぶんと高額と思える金額でした。

まだフリーのセラピストとして何の実績も残していない新人講師の講座に、20万円も払う人がいるのかな?私はちょっとビックリしながら、読み進めていきました。

 

結局、その講座はすみやかに定員に達し、大盛況。

何故?どうして?

 

それは、セラピストとして独立する前に、しっかりと種をまいていたからなんです。独立してから、あれこれ宣伝したり、下積みを始めるのではもう遅い。その女性は「いつの日か独立するんだ」と決意した瞬間から、コツコツと土台を築いていったんですね。

 

何年もかけてたくさんの人と出会い、確かな人脈をつくり、信頼を勝ち取っていった。そうやって「仕込み」を着実に実践していった。

 

だからこそ、独立した瞬間、サクセス・ストーリーはすぐに始まったんですね。けっしてそれは偶然でもないし、幸運でもない。

 

その女性が、今までどうやって生きてきたのか?独立に至るまでの間に、何を積み重ねてきていたのか?そこに答えはあります。

 

勝負はすでに始まっていたんですね。何年も、何十年も前に。

過去に何も積み重ねてこなかった人が、いま急に「がんばります!」と言ったって、そこには説得力も信頼感もないんです。

 

昨日、どう生きたのか?

先週、どう生きたのか?

先月、去年、どう生きたのか?

5年前は?10年前は?

 

今の自分を創り上げているのは、過去の自分です。

未来の自分を創り上げるのは、今日の自分です。

 

・・・とか、偉そうなことを言ってしまいましたが、この話、私もすっかり忘れていました。ということで自分自身をかえりみてみる…。

・・・・・・何も積み重ねてきてませんね。

 

よし。今日からだ。今日から積み重ねていくことにしよう。